大正時代に全国初の国指定史跡となった相模国分寺跡。
- 4.0
- 旅行時期:2021/03(約3年前)
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by ゆっくさん(男性)
海老名・座間・綾瀬 クチコミ:2件
最寄り駅はJR、小田急、相鉄の海老名駅から東に1km弱です。
律令時代、聖武天皇の詔により建立された相模国分寺の跡地として公園化されており、建物跡等を散策することができます。かなり広々とした公園で、礎石も残っており、中門・南面廊、七重塔、僧坊の跡地が発掘されており、将来的には講堂や金堂跡も基壇を整備する予定とのこと。往時の寺域は東西240m、南北300mの広さだったとか。塔と金堂が東西に並んでおり法隆寺式伽藍配置であることがわかります。相模国分寺の特徴として、相模国府から遠く離れた場所に建立されたとのこと。
東側に隣接する温故館では、出土した瓦や模型が展示されており、駅に隣接する海老名中央公園には3分の1の七重塔が展示されています。南に200mの所に後継寺院の高野山真言宗の相模国分寺が江戸時代に再興されています。梵鐘が鎌倉時代に相模国分尼寺に寄進されたもので、国の重文になっています。また、北500m程の所には相模国分尼寺跡があります。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/06/05
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