奥の細道で芭蕉達が訪れた最北の地、芭蕉はここで「象潟や 雨に西施が ねぶの花」を詠んだ
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- 旅行時期:2021/04(約5年前)
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by ハンクさん(男性)
象潟・にかほ クチコミ:1件
奥の細道を辿る旅を続けている。奥の細道で芭蕉達が訪れた最北の地である蚶満寺は、酒田から国道8号線を北へ向かって走って30分ほど、右手に入り口を示す看板が出ている。芭蕉は「九十九島」と呼ばれた当時の象潟の景観を絶賛し「象潟や 雨に西施が ねぶの花」を詠んだ。これは中国の悲劇の美女西施を思い浮かべ、「ねぶ」を「ねむの花」と「眠る」にかけたもの。象潟はかつては松島同様無数の小島が浮かぶ入り江だったが、1804年の大地震で干潟に変わりその後埋立てられて農地になってしまった。
蚶満寺は曹洞宗の名刹で、853年天台座主円仁(慈覚大師)の開創と伝えられる。本堂自体は小振りであるが、庭は周囲の九十九島を模した造りで山門は江戸時代中期の建設、この日は満開の桜が見事であった。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/04/23
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