地形を活用した城。明治は駐屯地、今は博物館が鎮座する。
- 4.0
- 旅行時期:2021/03(約3年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
佐倉・四街道 クチコミ:120件
春の桜の季節が特に賑わう佐倉城址。
歴博が建っている地も佐倉城址内だ。自然の大地の西端をまるまる城の縄張りにしているので石垣などはない。
築いたのは土井利勝で1610年のこと。天守は17世紀早々に火事で焼け、以降は再建されず。城というより佐倉藩11万石の「藩庁」として機能。江戸防衛のために譜代大名が治めていた。有名なのが享保、吉宗を補佐した松平乗邑、そして前期後期に分かれ、幕末には藩政改革で有名になった堀田家が主。特に堀田家は、後期入封以降、佐倉に土着し、現在も市内に在住する。(佐倉市第3代市長、堀田正久はその末裔)
明治の廃藩置県後は、軍隊の駐屯地になり、第57連隊の本部が置かれた。
昭和56年、堀田市長が政治生命をかけて誘致した歴史民俗博物館が、この地に開館して以降、佐倉で一番有名な観光地となっている。
春の桜がとにかく有名だが、秋の紅葉もきれいだ。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/04/12
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