井上馨がほぼ死にかけた場所です。
- 3.0
- 旅行時期:2020/12(約3年前)
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by 旅好者さん(男性)
山口市 クチコミ:82件
1864年(元治元)年9月25日の夜、井上馨が暗殺されかけて、重傷を負った場所です。第一次長州征伐で幕府軍が長州へ迫り、藩内はひたすら恭順すべしとする派と、井上馨などが主張する反撃出来る武力を増強すべしとする武備恭順派が対立します。この日の御前会議で武備恭順が採用されます。そして、湯田の邸宅に帰る途中、対立派の暗殺襲撃を受けたのです。瀕死の井上は、近くの農夫によって自宅へと運ばれ、兄に介錯を頼むほどの重傷でした。運が良かったのは、外科医で勤皇派の友人・所郁太郎が、たまたま御前会議の結果を聞きに訪れていたことです。しかし、何の外科道具もなく、たまたま畳職人が入っていて目にした畳針を使うことにします。6ヶ所に大きな傷があり、50数針、約4時間を要したそうです。麻酔もなしに長時間耐えた井上もすごいし、所のゴッドハンドもすごいことだと思います。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/03/16
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