廃線になった戦前の木造駅舎
- 4.0
- 旅行時期:2020/10(約4年前)
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by 万歩計さん(男性)
喜多方 クチコミ:5件
昭和59年に廃線になった旧国鉄日中線の熱塩駅が日中線記念館として保存されている。駅舎は戦前に建てられた洋風木造建築で、内部は資料館になっており切符売場も当時のまま残されている。映画に出てくるような木の改札口からプラットホームに出ると、車庫に静態保存されたラッセル車と木造客車が見える。いずれも乗車可能で、特に木造客車オハフ61は天井とシート以外はすべて木製。塗装の剥がれた座席、布製網の荷物置き、かまぼこ型天井の蛍光灯、微かな防腐剤の臭いと、半世紀以上を越えた現在でも往時の姿を留めている。
記念館は地元のボランティアにより長年大切に守られ、待合室にはセルフサービスのコーヒー(一杯100円)まで準備されている。入場無料だが100円で刻印入りの記念切符を買える。
場所は喜多方市の中心から北へ10kmだが公共交通はない。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/02/11
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