上総国の国分寺は現役
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- 旅行時期:2020/10(約5年前)
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by ゆっくさん(男性)
市原 クチコミ:6件
車で訪れました。駐車場は道を挟んであります。
上総国の国分寺跡には、後継寺院として今でも上総国分寺が建立されています。
旧国分寺は室町時代までには衰退したとのことですが、江戸時代中期に再興されたとのことです。その際に、建立された薬師堂と仁王門が現存しています。また、仁王門の阿形が室町時代に、吽形が江戸時代の作だそうです。これらは市原市の文化財に指定されています。
現・国分寺の周りには広大な芝生のエリアがあり、これらは旧国分寺跡として国の史跡に指定されています。8世紀に聖武天皇の詔により全国に建立された国分寺ですが、上総国は桓武天皇の皇子が国守となる親王任国の一つだったそうで、上総国の国分寺は日本最大規模だったそうです。
なお、北東方向1km弱の場所に市役所を挟んで国分尼寺跡があります。往時の中門と回廊等が遺跡の上に当時の材料、技法でちゃんと復元されており、また資料館も併設されています。なぜ国立の寺を作ったのか、なぜ衰退したのか等の説明もあり当時の理解が深まりますので、併せて訪問されることをお勧めします。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/01/26
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