亜熱帯性植物化石が多数発見された3千万年前の地層がくっきり。

4.0
旅行時期：2020/12（約5年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

久慈クチコミ：32件

野田層群というのは、久慈市から野田村にかけて広がる約3千万年前の地層。
亜熱帯性植物化石が多数発見されたこともあり、三陸ジオパークの一部として指定されています。
その内、半崎の野田層群が現れている崖があるのは久慈市北近郊の夏井町半崎で、JR八戸線の陸中夏井駅が最寄り駅。
≪久慈地下水族科学館もぐらんぴあ≫への道筋にあり、上記の駅から半崎の野田層群までは約1.5㎞、そこからさらに≪久慈地下水族科学館もぐらんぴあ≫までは約1.5㎞。
海沿いの平たんな歩道付き車道なので、私はどちらの見どころも併せ、往復とも周りの景色も楽しみながら歩いてみました。

野田層群が現れている崖の下にはフェンスが巡らしてあって近づけませんが、車道からもその地層がくっきり見えます。
太古の地層がこうして現代になってからも見られるというのが不思議な気分にさせてくれました。

久慈市の南の陸中野田には、大唐の倉と呼ばれる同じような野田層群の地層が見られる場所があるので、興味がある方は併せて見て行くといいと思います。