下関戦争、小倉戦争の戦死者のお墓があります。

3.5
旅行時期：2020/10（約5年前）

by リラクマさん（女性）

下関クチコミ：107件

教法寺の裏隣といったところに、本行寺があります。境内左に、１８６４年（元治元年）の４国連合艦隊と争った下関戦争で戦死した１１人の名を刻んだ「戦士の塚」、その周囲に、１８６６年（慶応２年）の小倉戦争（四境戦争）で、上半身裸のまま自分の小隊を率いて敵の砲台に突撃し、戦死した山田鵬輔を始めとする奇兵隊士の墓があります。その山田鵬輔の墓は左端の１番手前にありました。
また、１８６３年（文久３年）に長府藩が関門海峡で攘夷を実行した際、６月５日の対フランス艦の時には赤間関総奉行だった毛利宣次郎がここ本行寺で指揮を執ったとのことです。艦砲射撃はこの辺りには楽々届いたそうですから、どの程度の指揮をしたのか分りませんが・・・。