恐山菩提寺は、一年中参拝できるわけではない点に要注意
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- 旅行時期:2020/08(約5年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
下北半島 クチコミ:33件
恐山菩提寺は、天台宗の僧慈覚大師円仁が約1200年前に創建した寺院。
今日のように曹洞宗の寺院になったのは、曹洞宗の僧聚覚が1522年に本坊となる円通寺を建立してからの事になるそうです。
この霊場の名を知らない人はいないほど有名なので、一年中参拝できるのだろうと思ってしまいますが、開山時期は毎年5月1日~10月31日までの点に要注意。
よって、この口コミを書いている2020年11月2日にはすでに参拝休止時期になっています。
私が訪れた2020年8月下旬は、新型コロナの影響で開門時間が短くなっていたり、宿坊の吉祥閣がお休みなっていたので、2021年に訪れてみようと思っている方は、開山情報はしっかり確認しましょう。
むつ市からは、本数が極端に少ないんですが、恐山行き下北交通バスが出ていて、片道30分ほど。
後は駐車場に面した総門手前でチケットを購入して境内へ。
総門前には、食事場所、休憩所もあって便利です。
境内に入ると、灯篭が並ぶ参道があり、その一番奥にあるのが本堂かと思ってしまいますが、そこは本尊の延命地蔵菩薩を安置した地蔵堂。
本堂は、参道途中の山門脇にある赤い屋根の建物です。
境内で一番の見どころとなるのは、〇〇地獄と名付けられた硫黄噴き出す荒地と、極楽浜と名付けられた宇曾利山湖の湖畔。
訪れる人が少ない時期には、寂莫とした風景と静けさが異次元の世界を感じさせてくれますよ。
境内には、簡単に小屋掛けしただけのワイルドな恐山温泉もあり。
入山料に込みで入れますが、設備は湯桶だけ。
入ってみたい方は、せめて体を拭くためのタオルだけは持参しましょう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- むつ市から下北交通バスが出ていますが、本数が極端に少ない点に要注意。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私が行った時には、訪れる人はチラホラ程度。
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/11/03
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