晴れても風が強い日には内部見学は中止です
- 4.0
- 旅行時期:2020/08(約5年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
下北半島 クチコミ:33件
下北半島の尻屋崎は、太平洋と津軽海峡を分ける位置にある岬。
そこに立つ尻屋崎灯台は、「日本の灯台の父」と称されるブラントン氏によって設計された東北最初の灯台で、初めて点灯されたのは1876年。
日本で初めて霧笛が設置されたり、これも日本初の自家発電による電気式灯台になったりの歴史があります。
第二次世界大戦中には米軍の攻撃により破壊されたものの1951年には復旧。
その後は、日本の灯台50選に選ばれたり、国の登録有形文化財ともなっています。
そんな尻屋崎灯台がある尻屋崎へは、むつ市のむつバスターミナルから出ている下北交通のバスでも行けるんですが、本数は極端に少ない点に要注意。
次の下北交通の尻屋崎線、尻屋線(尻屋線の場合、尻屋崎口で下車後、2㎞ほど徒歩)の時刻表で見てみるといいですよ。
http://www.0175.co.jp/s/s-bus/
尻屋崎灯台は内部見学も可能ですが、晴れていても風が強い日には見学中止になるので要注意。
私が行った日には天候が不安定で、晴れたり曇ったり合間には強風も吹いていたので、灯台足元までは行けましたが内部見学は出来ませんでした。
でも、灯台の足元から見る太平洋と津軽海峡の境目の荒々しい景色は楽しめました。
ちなみに、チケット・ブースは灯台敷地入口にあり、2020年8月下旬の内部参観寄付金は300円。
この日、内部見学が中止になったのを知らなかった私がチケットを買おうとしたところ、「この中止のお知らせが見えないの?!」と言い放ったスタッフの接客態度には唖然。
もうちょっと優しくなれないのかなあ。
蛇足ですが、尻屋崎の風景として、よく寒立馬(かんだちめ)と尻屋崎灯台+周辺の草地を撮った画像が紹介されますが、実際にはあまり灯台のあたりに馬が放されることはないらしいのは残念。
寒立馬が見られたのは、下北交通の尻屋崎口バス停近くの緑地内だけでした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 1.0
- 尻屋崎灯台がある尻屋崎へのバスは極端に少ないので要注意。本文参照。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私が行った時には、車で訪れた数人のみでした。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 灯台自体だけではなく、周辺の景色も素晴らしい。
クチコミ投稿日:2020/10/05
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