ここは日本？　いや、地球か？

4.5
旅行時期：2020/09（約5年前）

富良野クチコミ：97件

標高2077ｍ、火山特有の壮大なスケールの光景が楽しめる山で、コースによっては、ここは日本？　いや、そもそも地球上にいるのか？　と思ってしまう壮大でスケールのある火山の光景を楽しめる山です。
そんな景色を楽しむにはぜひ白金温泉方面の望岳台のコースをおススメしたいですが、標高差で言ったら、十勝岳温泉凌雲閣から登る方が楽かもしれません。
望岳台は標高930ｍ、十勝岳温泉は標高1280ｍです。
また、凌雲閣までは上富良野駅からバスが出ていて、車のほか公共交通機関でも訪れることができますが、望岳台までは無く、車が無い場合は白金温泉から徒歩です。
望岳台コースの壮大な景色を楽しみつつ、公共交通機関で縦走のように違う登山コースを味わいたいなら、上富良野駅からバスで凌雲閣まで行って泊まり、朝イチで登山開始、帰りは望岳台方面へ下りるコースはいかがでしょうか。
ちなみに、望岳台から白金温泉までは、道路を一人でとぼとぼ歩いていたら、途中、ヒッチハイクで拾ってくれる車に出くわし、ラッキーでした。
車のおじさんによると、白金温泉~望岳台はヒッチハイカーも結構いるとのことでした。
ちなみにタクシーの場合は、白金温泉にタクシーが常駐していないため、麓の美瑛の街から呼び寄せる上、乗車していない美瑛~白金温泉の料金も取られるため割高になります。

また、十勝岳は縦走が利く山で、今回は富良野岳から三峰山（三段山ではないので注意！）、上富良野岳、上ホロカメットク山を経由して訪れましたが、他にも美瑛岳方面に行くルートもあります。
宿泊代をケチって上富良野の日の出公園のキャンプ場に泊まりましたが、縦走計画だったため、途中、荷物を預けるチャンスを逸し、テントや寝袋一式を無駄に担いでの縦走旅となりましたが、稜線上の縦走なので、最後の十勝岳の登りがキツかったのを除いて、比較的歩きやすい道のりでした。
訪れた時はガスで景色が見えませんでしたが、本来なら火山地なので景色を遮る木々も少なく、展望の利く登山となっていたでしょう。