恐山菩提寺境内に小屋掛けされたワイルドな温泉
- 4.0
- 旅行時期:2020/08(約5年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
下北半島 クチコミ:33件
硫黄の匂い濃い硫化水素含有酸性緑ばん泉の恐山温泉があるのは、恐山菩提寺境内。
入山券(2020年8月下旬現在500円)を買って総門から入り、次の山門をくぐると、参道両側に簡単に小屋掛けされた浴場が三つあります。
左手に二つあるのは、それぞれ冷抜(ひえ)の湯、古滝の湯。
右手の浴場は薬師の湯とそれぞれ名前が付いていて、私が行った時には前者二つが女性用で、後者が男性用になっていましたが、男女入れ替え制らしいので、その時々、小屋の入口に下げてある札を確認してからどうぞ。
上記の入山券があれば入浴も出来ますよ。興味とお時間がある方は恐山の思い出に入ってみては?
恐山菩提寺の宿坊になっている吉祥閣裏手にも、花染めの湯という混浴場が一つあるそうです。
私は冷抜(ひえ)の湯に入ってみました。
内部はごく簡単な造りの脱衣所と、浴槽とその周りの洗い場のみで、とてもワイルドな雰囲気。
ちょっと覗いてみた古滝の湯も、多少広いながら似たような造り。
一緒に投稿する画像でご覧ください。
この時は男性用だった薬師の湯も、混浴の花染めの湯も同じ感じの造りなのでは。
設備としては、湯を汲む手桶が置いてあるのみなので、せめてタオルだけは必携です。
硫黄の匂い濃い青緑色の湯を満たした浴槽は深く、段も無い造りで、足腰に不調がある方は要注意。
湯温は熱めでも、気持ちよく浸かっていられました。
浴槽の底に湯の花が溜まっていて、中で動くとお湯が白濁するのも、いかにも温泉と言った気分。
ただ、シャワーも無いので、硫黄の匂いをまとったまま出ることになるのはイヤだという方には向かないと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- むつ市から恐山への下北バスは本数が極端に少ないので要注意。
- 泉質:
- 4.0
- 硫化水素含有酸性緑ばん泉で、硫黄の匂いが強烈。
- 雰囲気:
- 4.0
- 恐山菩提寺境内に簡単に小屋掛けされた浴場はワイルド。
- バリアフリー:
- 1.0
- 浴槽が深く、段も無い造りで、足腰に不調がある方は要注意。
クチコミ投稿日:2020/09/21
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