滋賀県第三の規模を持つ古墳である。
- 5.0
- 旅行時期:2020/09(約5年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
大津 クチコミ:111件
大津市秋葉台、国道1号線から名神高速道路に至る住宅地の中に大規模な前方後円墳がある。茶臼山古墳は4世紀末から5世紀初頭古墳時代中期の築造とされており、被葬者は明らかではないが首長墓として考えられており、南側の小茶臼山古墳と共に大正10(1921)年3月3日に国の史跡に指定されている。
壬申の乱で敗れ自害した大友皇子(弘文天皇)やその一族の墓とも言われるが、築造推定時期からはずれており、第九代開化天皇の第三皇子で第12代景行天皇の曽祖父である彦坐王のものとされる説の方に信憑性があると言われている。
いずれにせよ宮内庁が絡んではいないので皇族の墳丘としては可能性が低く、往時の首領豪族のものであるというのが事実であるように思う。
茶臼山・小茶臼山古墳がある一帯は公園になっており、近隣の住民の憩いの場所になっている他、外回りの仕事をしている者の休憩場所として利用されている。その他グラウンドもあり野球やサッカーなども行われており、〝歴史公園〟の名が相応しいものとなって現在に至っている。
史跡指定はされてはいるものの御陵のように囲いがある訳ではないので、公園一帯を色々な目的で利用されていることを目にすることができる。歴史に触れながら大人になって行く子供達に、羨ましさを感じてしまう場所であった。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 京阪電鉄膳所本町駅より徒歩15分。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 公園やグラウンドの利用者はいるが、古墳には人はいない。
- バリアフリー:
- 5.0
- 公園部分は舗装されている。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 一見して古墳とわかるものである。
クチコミ投稿日:2020/09/20
いいね!:5票
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