普通列車は新車だらけに。噂のGV-E400に乗車

3.5
旅行時期：2020/08（約5年前）

by fmi(ふみ)さん（男性）

新津・白根クチコミ：1件

　昔乗ったときは、EF81機関車に牽かれた50系客車とか、40系気動車とか、ロングシート701系とか、そんな車両ばかりだったが、今回見に行ったときは、普通列車は基本新車になっていた。
　新潟・新津から酒田までの区間、特に笹川流れの絶景区間は、最新鋭気動車、GV-E400型が主役。
　子の気動車は、エンジンで発電し、その発電した電気でモータを回すという、メカニズムは電車に近い気動車で、従来のようにトルクコンバータとかがない。エンジンの音が目立つが、かすかに電車のようなモータや歯車の音も聞こえてくる。車内は機器室がデッドスペースになってるが、ボックスシートが健在で、E233系と同等の柔らかいタイプ、しかも、従来のキハ40系やキハ110系よりも座席の幅が広く、足まわりに暖房管とかがないので広々としてる。走行もスムーズ。
　絶景区間の村上からあつみ温泉の間は、残念ながら普通列車の本数が少なく、3時間くらい間隔があく。酒田付近は本数がいくらか多い。村上から新発田の間（直流区間）は、1時間から1時間半に1本は本数があるが、景色は平凡。
　海沿いの景色の良い区間は、複線化されてる区間もあるが、この区間、上下線が結構離れており、「新潟へ行く方向（上り）」の線路はトンネルが多く、景色がいまいち。海が見たいなら下り列車の進行方向左側だ。