さくらやまさんの愛称で識られる、城の鎮守さま
- 4.0
- 旅行時期:2020/06(約6年前)
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by 毛利慎太朗さん(男性)
盛岡 クチコミ:30件
令和2年6月27日(土)15:25参拝。
御社殿の特徴はというと、盛岡八幡宮の朱塗りの華やかな社殿とうってかわって、賽銭箱付近の木鼻や蟇股(かえるまた)などの装飾は素木(しらき)のままで、武士が好みそうな質実剛健な造りである。
さすが、四柱の殿様を祀った神社といえよう。
もうひとつ着目すべき点は、御本殿と拝殿の懸魚(げぎょ)。
魚をモチーフにした装飾を懸けることによって、『水をかける』という意味をもち、火除けになる。
拝殿正面が『楯懸魚(たてげぎょ)』、側面が『梅鉢懸魚(うめばちげぎょ)』とシンプルな装飾である。
一方の御本殿側面は『蕪懸魚(かぶらげぎょ)』とその脇に『降懸魚(くだりげぎょ)』が2つ付いていて、さすが神様のおわしますところ、格式高い造りである。
今回は列車の時間もあり、急ぎ足の参拝だったので、時間があれば盛岡城跡公園(岩手公園)やもりおか歴史文化館の見学とあわせれば感動がひとしおなのかもしれません。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 盛岡駅から2キロ圏内、県庁バス停は休日の日中は毎時4本
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 落ち着いて参拝できるくらい静か。
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
- 質実剛健な御社殿、シンプルだけどそこに美がある。
クチコミ投稿日:2020/07/01
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