幽霊茸の季節(6月)
- 4.0
- 旅行時期:2020/06(約4年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
蘭越・寿都 クチコミ:31件
6月は散策コース中で幽霊茸(ギンリョウソウ)を見ることができます。
葉緑素を持たない寄生植物で、同地では花期は6月。
6月上旬では少し早く、地表に白いおできのように頭を出そうとしているものもありましたが、既に花が立ち上がっているものも、2~3株見つけました。
シラネアオイが道路入口から間もなくの場所にあるそうですが、6月上旬では花姿は既に無く、多く見られるエンレイソウは既に黒い果を着けていました。
同時期、コース中ではマイヅルソウ、クルマバソウが多く見られたほか、ユキザサ、ホウチャクソウが咲いており、稀にギンラン、エビネの仲間も見られました。
草花の名前に疎い方は、Greensnapなど、スマホの各種ARアプリをダウンロードして、花にかざせば、名前を教えてくれますが、ホウチャクソウやチゴユリ、アマドコロなど、花や草姿が似ているものは、しっかり判別させないと難しいかも…。
また、林床に咲く草花がないかと、下ばかり見て歩いていると、肝心のブナがあまり鑑賞できなくなります。
なお、ホオノキは目立つ大きな葉を広げたばかりで、花はまだ見られませんでした。
コースは駐車場のある道路脇から2kmほどの道のりで、入口のところが標高37mで終点まで3つほどの大きなアップダウンがあり、最高地点は標高100mほどです。
【道路入口】/高37m ~距離800m/Max高70m弱~ 【歌才ブナ林入口(歌才川)】/高53m ~距離600m/Max高103m:ギンリョウソウの坂手前~ 【第1の沢】~距離300m/Max高約100m~ 【第2の沢】~距離300m~ 【終点】/高70m
コース全般、登山道のような幅30cm程度の道幅しかなく、特にブナ林入口からギンリョウソウの坂手前までは本当に登山道のような急な登りがあるので、トレッキングシューズなどのいでたちが必要です。
駐車場の休憩所に戻った時、椅子にマダニが這っているのを見つけたので、帽子や長袖の恰好に虫よけスプレーなどもあるとよいかもしれません。
マダニに噛まれて数日放置しようものなら、新型コロナウイルスなんのその、マダニの注入液から感染症にかかった場合、治す薬もなく、免疫力が低下して死んでしまいます…(もしくはライム病に一生苦しむことになるかも;)。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 1.5
クチコミ投稿日:2020/06/09
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