「日本のチロル」とも「日本のマチュピチュ」とも称される「下栗の里」
- 5.0
- 旅行時期:2020/01(約4年前)
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by kasakayu6149さん(男性)
飯田 クチコミ:4件
「下栗の里」は「日本のチロル」とも「日本のマチュピチュ」とも称されています。山奥の傾斜地に切り拓かれた山村はとても美しいです。
観光者向けの駐車場は里内最高所に在ります、途中里内を抜けましたが急坂に急カーブと厳しい環境が伺い知れます。駐車場付近に展望台が有り、里内を一望できますが、そこから見えるのは里のほんの一部の風景のみ。よく考えれば里を一望できる風景を里内で見れる筈がありません。
有名な景色を望むには此処から山道を20分程歩いた所に在る展望台に行く必要があります。訪問時間が夕方だったので、陽がどんどん傾く中大急ぎで展望台に向かいます。
ハイキングコースの様な山道をひたすら歩き、どうにか暗くなる前に展望台に到着しました
展望台から見える景色は、日が沈む山間の中の急斜面に築かれた小さな小さな山村
素晴らしい風景です♪
感動しながら景色を眺めていると
やがて陽が沈み集落に外灯が灯り始めました・・・
周りの山々は勿論外灯など無く、暗い中に小さな里が目立ち始めます
失礼ながら何故こんな過酷な土地に住むのだろう?
観光収入が多少見込めるようになった現在ならばともかく、観光収入も無く自動車も無かった一昔前は本当に大変な生活だったと推察されます
生まれ育った故郷を捨てられなくなる、土着(その土地を愛する人々と言う意味)の民は人間の性なのでしょうか?
そして特筆すべきは此処は決して遺構では無く現在もこの土地を愛して生活をしている方々がいる事、なので此処を訪れる際は日常生活を乱さぬように観光する気遣いを忘れてはなりません。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 車も狭路が続き、更に徒歩で山道も
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 平日訪問での評価、休日は混雑必至かも
- 見ごたえ:
- 5.0
- 素晴らしい景色
クチコミ投稿日:2020/05/24
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