後鳥羽上皇の遺灰が埋葬されている御火葬塚
- 4.0
- 旅行時期:2009/08(約16年前)
-
-
by peanuts-snoopyさん(非公開)
隠岐諸島 クチコミ:28件
隠岐の島の4島巡りのツアーに参加した時に、島前・中ノ島にある後鳥羽上皇御火葬塚も見学しました。
後鳥羽上皇御火葬塚は、菱浦港から車で10分位の隠岐神社前よりすぐで、隠岐神社の横の小道を上ったところにあり、杉林の奥には、行在所だった源福寺跡があります。
1221年の承久の乱によりこの島へ配流された後鳥羽上皇は、60歳で亡くなるまでの19年間を隠岐の島で憂苦の流島生活を過ごしました。
崩御後、上皇の遺骨の一部は京都大原法華堂に納められ、残りの遺灰などはこの山稜に埋葬され、後鳥羽上皇御火葬塚としてこの丘陵に祀られました。
遺体はこの地で荼毘に付され、遺骨の一部は京都に持ち帰られたが、その他の遺骨は廟殿に納められ、明治6年に明治天皇により、大阪の水無瀬神宮に合祀され、明治7年には祠殿は取り壊されました。
以降、後鳥羽上皇御火葬塚として宮内庁が管理しています。
近くには天皇に縁の隠岐神社や、代々墓守を務めている村上家があります。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/05/22
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する