入口のところに新しくできたお休処「う美蔵」

3.5
旅行時期：2020/03（約6年前）

枝幸・中川・音威子府クチコミ：60件

北見枝幸でオホーツク海やその流氷を眺める好展望地です。
北見枝幸の街から約2kmほどの距離で、車ならほどなく、北見枝幸―浜頓別のバスや歩きでも行けます。
バスでは国道のバス停から岬の先端までの数百ｍを歩く上、本数が少ないため、歩いてしまった方が早い場合もあります。
朝などは千畳敷まで、街からランニングや散歩をするご年配の方を見かけました。

千畳敷は北見枝幸の街の郊外のオホーツク海に張り出したちょっとした岬のようになっていて、正面のオホーツク海の大海原はもとより、北見枝幸の街や北見神威岬方面も見渡せます。
岬の先端付近がキャンプ場としても使えるちょっとした広場になっていますが、冬場は道路以外は除雪されておらず、雪が多い時はスノーブーツ・長靴で訪れないと、足が冷たくびしょびしょになってしまいます。
柱状節理の岩場が千畳敷に例えられていますが、この程度の規模の岩場は千畳敷でなくとも、ここから北見神威岬方面の海岸線で時々見かけることができ、あまり“千畳”という広さには感じませんでした。
むしろ、流氷が着岸した時が大海原一面に広がるまさに“千畳”の氷が圧巻でした。
流氷は、北見枝幸は流氷シーズンのもっとも早い時期に見ることができますが、近年は温暖化の影響か、すぐ過ぎ去ってしまい、ここより南の網走や知床の方がよく着岸しています。
北見枝幸で一面の流氷を眺めるのは難しく、札幌管区気象台の海氷速報などでよく流氷の動きを確認してから訪れることをおススメします。

近年、千畳敷の国道入口（北見枝幸側）のところに、食事・休憩処の「う美蔵」ができたようです。
まだ新しい施設で気持ちよく過ごすことができ、食事としては海鮮がいただけるほか、わずかにお土産やソフトクリーム、ケーキなどのスイーツも売っていました。
ソフトクリームは冬場でも販売していて、バニラ・ミックス・チョコ（シュクレショコラ）の３種類があり、￥330円と、ボリュームのあるソフトクリームをリーズナブルな値段でいただくことができます。