日本にとって中国が生命線だった時代の空気
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- 旅行時期:2019/08(約6年前)
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by たびたびさん(男性)
鹿角・小坂 クチコミ:54件
鹿角市先人顕彰館は、十和田南の市街の端っこ。世界的な東洋史家、内藤湖南とヒメマスの養殖に成功し、十和田湖の開発に力を尽くした和井内貞行を紹介しています。ただ、内容的には、内藤湖南のコーナーが大半。、戦前の邪馬台国論争では畿内説を強く主張したり、中国における唐宋変革時代区分論争などもある意味卓見。唐と宋の間で大きな時代変革があったとするのですが、確かにそうかも。館長さんと少しお話をしましたが、日本人は唐は好きだけど宋は元に滅ぼされたのでイメージ的に評価は低くなる。そうしたちょっとした偏見を解いていったということなんでしょうが、むしろ、そうした論争が真剣だった時代。ほか、漢詩の数々とかも含めて、日本にとって中国が生命線だった時代の空気も感じることができたように思います。
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- 利用した際の同行者:
- 一人旅
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- 展示内容:
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- バリアフリー:
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クチコミ投稿日:2020/04/03
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