一人の石工によって作られた地蔵群
- 3.5
- 旅行時期:2019/08(約6年前)
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by クリント東木さん(男性)
那須 クチコミ:15件
1336年に「教伝」という小坊主が親不幸の天罰を受け、大地から噴き出した火炎熱湯で亡くなりました。その後、那須湯本の有志が地蔵を建立し供養したのが教伝地獄の由来。現在のものは2代目で、那須の石工、櫛田豊が制作したものです。その際、脇地蔵として二対の小地蔵を寄進。これが千体地蔵の始まりで、旅館組合の方々の寄進により現在に至っています。これだけの数のお地蔵様が同じ方向も向き拝む姿も珍しく、こちらに訴えかける力も持っています。さらに驚くのはこの全てを櫛田豊が一人で30有余年かけて制作したという事。その思いの強さがこのお地蔵様に乗り移ったように感じる光景です。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/03/29
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