バラエティー豊かな肉尽くしの寿司がリーズナブル

3.5
旅行時期：2020/03（約6年前）

キタ（大阪駅・梅田）クチコミ：5件

ジリジリと人気が出ている肉寿司。
お店も徐々に増えてきている昨今だが、そんな肉寿司がリーズナブルに、しかもバラエティ豊富に楽しめるのがこちらのお店である。

カウンター席にテーブル席。
まだ早い時間に入店したにも関わらず、続々とお客さんが入ってくるのは人気だからだろうか。

駆けつけ一杯のアルコールは、面白いネーミングのハイボールの中から。生姜玉をチョイス。
さっぱりすっきり、生姜の刺激が感じられるハイボール。

「喰うべし！」のメニューから、「べっこう玉」をチョイス。
艶やかなオレンジ色をした卵黄が醤油漬けになり、ネギがアクセント。
もっちもちした食感で、ねっとりとし、甘みと辛みがちょうどいい具合にしっかり沁み込んでいる。
そのまま酒の肴にもいいが、ご飯が欲しくなる味わい。
玉子好きなら是非ともオーダーしたい一品である。

肉穴子
長さ20センチを超えるのではと思うほど大きな肉を穴子に見立てた寿司。
肉もしっかりとした厚みがありながらも、ほろりと柔らかく口どけがいい。
かなり肉本来の食感と旨いを感じられる一環は、ひょっとしたら穴子よりも美味しいかもしれない。

看板である名物！さしとろ
大きな長方形の皿に乗せられた寿司は、ご飯がすっぽりと隠れてしまうほど巨大な肉に覆われている。
これを目の前でバーナーで炙ってくれるファイアーパフォーマンス付き。
火で炙られた肉からは、いい具合に脂の旨味がとろけだす。
柔らかな肉を頬張れば、飲み込めるほどの柔らかさ、脂の甘みをとことん堪能でき、さすが名物も納得だ。

イチオシ！肉おはぎ
見た目は、おはぎ。
俵型のラグビーボールのようでもあるそれは、ご飯を極め粗挽きの肉で包んである。
いい感じに肉の食感を感じられるユニークなおはぎ、これもハズせない一品ではなかろうか。

塩ユッケ握り
艶やかでみずみずしさを放つユッケは、塩味が良く合う。
とろけるユッケとご飯のコラボレーションはお見事だ。
肉の鮮度の良さが伝わる逸品。

肉とろ三種盛（大トロ・中トロ・ネギトロ）

馬肉の中トロは、霜降りバラ肉　みょうががアクセント。

大トロは岩塩でいただくが、濃厚な味でありながらもしつこすぎずサッパリとしている。

馬肉のネギトロは赤味と脂身が絶妙にミックスされ、甘みがあるがアクセントのネギが味を引き締める。

醤油は特製の物を使い、肉寿司の旨味を引き立ててくれ、どれも美味しくいただけた。

〆のスイーツは
ハニーモンテビアンコ
バニラアイスの中には、ネットリと糸を引くはちみつ入り。
くどすぎない甘さで、〆にふさわしいスイーツだった。
他に、アイス最中などもあり。

１００円代～肉寿司を楽しめ、肉に特化した一品料理も多種多様。
少人数で肉寿司をとことん堪能するも良し、大勢で飲みながら楽しむのも良しと、幅広いシーンで利用できるお店であった。