ノスタルジックな佇まい。

5.0
旅行時期：2018/11（約7年前）

酒田クチコミ：1件

2018年の11月　秋田　なまはげを見に行った帰りに、日本海を見ながらずっと南下してくる時に立ち寄りました。
東北地方で、唯一立ち寄ったことのない山形県。
酒田市の観光スポットって何かしら？と検索し、ここ山居倉庫を知りました。
おしんのふるさと。

立ち寄るまではあまり前知識もなく、ぶらりと立ち寄っただけなのですが、ここ山居倉庫の黒い三角屋根の倉庫と欅の道がとてもきれいで印象的でした。
倉庫は現在も使われており、一部立ち入り禁止となっておりますが、お土産屋さんがあったり・米歴史資料館があったり見学することができます。
江戸時代のころ、山形県内各地で収穫した米を運び入れ、この山居倉庫に保管し、船に積み替えて日本各地に運んだそうです。
倉庫のすぐ目の前に船着き場があり、横には石畳のスロープ。
できるだけ雨風にあたらぬよう運び入れる工夫がされています。
「小鵜飼船」というお米を運ぶ船の展示があったり当時の活気ある酒田の町を想像できます。
米歴史資料館ではお米作りやお米の流通のしくみなどを見学できます。
「女丁持」と言って当時は女性も米俵を担いで運搬していたというのですから驚きです。
1人で5俵、計300kgを担ぐなんて・・・。
山形女性は働き者で忍耐強い女性が多いのでしょうね。
お土産屋さんで買った「つや姫」というお米はお値段もよく、とても美味しかったです。

沢山の人が押し寄せる場所ではないので、ゆっくり写真を撮ったり、付近を散策したり。
楽しい時間を過ごすことができました。
ちょうど山居倉庫に立ち寄った他のトラベラーさんの記事を見て思い出し、口コミさせていただきました。