特急ゆけむり

久しぶりの小田急ロマンスカー湯田中長野間を先頭車両で

5.0
旅行時期：2020/01（約4年前）

by kirstiNorgeさん（非公開）

長野市クチコミ：6件

運転席が車両の上部にあるこの型のロマンスカーが好きである。その理由は、先頭席に座ると前方がよく見えることである。
湯田中駅で特急ゆけむり先頭車両先頭席に乗車した。
小田急ロマンスカーの先頭席は指定席予約が必須である。ところが特急ゆけむりは予約が不要である。
小田急ロマンスカーが譲渡され、その寿命を永らえた事例としては、富士急行線2000形電車「フジサン特急」の例がある。「フジサン特急」は予約が必須である。
小田急ロマンスカーの先頭席を一か月前に予約して孫と利用したことがあるが、孫は乗車したとたん寝てしまった。子供は余程、鉄道に関心がない限り先頭席に座ることを推奨しない。
富士急行線2000形電車「フジサン特急」に先頭車両を予約して三世代10名乗車したことがある。先頭車両は二分割され前方部分は座席、後部はサロンカーとして三世代10名の団欒の場所となった。
サロンカー部分には二台の乳母車を持ち込むことが可能であった。
ところが、特急ゆけむりには乳母車の置き場所と外国人客が日本に殺到し始めた以前の設計であるため、スーツケースの置き場がないのである。
もしも、スーツケース置き場を確保したいのならば、成田空港との往復に使用されていたスノーモンキー (長野電鉄2100系)を推奨する。
先頭車両からの風景は高く評価する。雪を被った信濃の山々、スキー場がよく見える。
もう一つ興味深いのは、曲がりくねった長野電鉄の単線の線路が見え、踏切以外のところを渡ろうとする住民への警告のためか、度々特徴ある警笛を鳴らすのである。
もうひとつわからなかったことがある。長野電鉄はワンマンカーで運転手がプラットフォーム側に首を出して後のドアを開閉する。
では、この特急ゆけむりでは誰がどうやってドアの開閉を行っているのだろう。