在原業平ゆかりの「不退寺」
- 4.0
- 旅行時期:2018/11(約7年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
奈良市 クチコミ:80件
佐保路にある「不退寺」は、平安時代の歌人 在原業平がその住まいを寺へと改めたことから 別名「業平寺」ともよばれます。
在原業平の自作と伝わるご本尊「聖観音立像」(重文)は、宝冠帯が大きくリボンを着けたように見える特徴あるお姿で、彩色が剥落して木地が見えているのが痛々しくも感じられますが、当初は胡粉地の上に極彩色の花文装飾が施されていたそうで、残されている色彩から当時を想像すると華やかで美しい観音様だったと思われます。
また、5体揃った「五大明王像」(重文)も見応えがあり、さらに秋季寺宝特別展(10月1日~11月30日)による「在原業平画像」の公開もありました。
上層部を失っている「多宝塔」(重文)は、業平忌の5月28日に特別開扉されるそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/02/03
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