仙台一おすすめの居酒屋
- 5.0
- 旅行時期:2020/02(約6年前)
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by 毛利慎太朗さん(男性)
仙台 クチコミ:49件
2017年6月以来の2度目の来店。
予約した17時に向かうと、前回同様元気な挨拶で出迎えがあり、出だしは上々である。
とりあえず、サッポロラガー中瓶(通称・赤星、600円)を頼む。
切り子のコップで出てきたので、赤星の香ばしさが引き立った。
それにあわせる当ては刺し盛(ハーフ790円)、前回同様これとポテサラ、あなご天などはハーフサイズにできるのが御一人様むけで、有り難し。
しかも1つおまけでついてきて、4点盛りになってサービスもいいね。
まずは、店員さんに言われたとおり、皮目を炙った鰆を皿に持ってある塩と山葵でつまむ。
うむっ、こうすることによって鰆本来の甘味が引き立ち、かつ皮の香ばしさも引き立つ。
卓上の醤油がだし入り土佐醤油なので、それだと甘味がくどくなり、皮目の香ばしさも抹殺されるので、この食べ方であっているな。
二口目は鯛を頂く、〆具合がちょうどいい。
鯛は水っぽい魚なので、焼いたとしてもしばらくおいて水分飛ばすくらいだから、結構扱いは面倒よ。
にしても、居酒屋でこのレベルならミシュランにのってもいいくらいだ。
店員さんにその事を伝えると「お客さん食通ですね」と逆に誉められた。
普段は粗食なだけに、恥ずかしいや、嬉しや。
そのあとの、天然ぶりやしまあじも油がのってて魚の目利きも宜しっ!
二巡目の酒は広島の天宝一 燗(750円)、併せるあてはタラキク酢(900円)。
タラキクは大好きなので、これはフルサイズで頼む。
スーパーで売っているものより、ピンクみがかっていて、鮮度は抜群。
とろけるようなミルク風味を、ビリっとした天宝一が〆て、酒自体がもつ甘味と相まってこりゃ醍醐味だなぁ。
天宝一 燗は精米歩合75パーセントで、普通の純米酒より若干は荒いつくりだが、芋焼酎に似た甘い感じもあり、親父の背中のような酒である。
ここまで5点ほどフードを頼み、〆に仙台名物せり鍋(ハーフ890円)といこうか。
グツグツ煮たった甘めの胡椒が効いた出汁に鴨と豚、せりの根っこををいれ暫く、仕上げにせりの葉っぱを入れれば完成。
去年S-PALの炙屋十兵衛で食べたものより、鴨が柔らかくて、根っこのいい意味で土臭さもあり、旨し。
仕上げにうどん(250円)と追加のせり(400円)を投入すれば、申し分なく満腹、満腹。
最後にまとめて。
私が行く店は文化横丁のオジ様方が好みそうな店ばかりだが、それと180度うってかわって店じゅうには元気が溢れ、若者も楽しめる店であると言えよう。
料理及びサービスも5点満点中6点与えたいくらい、申し分なし。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 7,500円未満
- 利用形態:
- ディナー
- アクセス:
- 5.0
- 勾当台公園より5分程度。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 寿司屋に行くより安く魚介を食べることができる。
- サービス:
- 5.0
- 挨拶が元気よい。接客も砕けた感じだけど親切。
- 雰囲気:
- 5.0
- カウンター席に座ると、やはり居酒屋って感じだね。
- 料理・味:
- 5.0
- 5点満点を越える、焼き物と刺身類は料亭と同レベル
- バリアフリー:
- 3.0
- 観光客向け度:
- 5.0
- わざわざ神戸からいらしてる方も見受けられた。
クチコミ投稿日:2020/02/02
いいね!:7票
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