日本の海運の歴史が学べます
- 4.0
- 旅行時期:2019/12(約4年前)
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by norisaさん(非公開)
清水 クチコミ:10件
フェルケール博物館は清水港の歴史と役割を伝えるために設立されました。
フェルケールとはドイツ語で交通を意味するそうで、この博物館の正式名称は清水港湾博物館だそうです。
入場料は400円と良心的です(笑)
内部に入ると荘厳な雰囲気が伝わります。
とにかく贅沢な造りですが、それもそのはず!
この建物は静岡、清水の地場財閥「鈴与グループ」の手になるものです。
このグループ、全国的には知られていないかもしれませんんが、実は静岡の巨大複合企業で、物流、倉庫はもちろんエアラインやサッカーチーム(清水エスパルス)や静岡ガスその他多くの企業の筆頭または有力株主だそうです。
清水港は江戸時代は大いに栄えましたし、維新後も清水の次郎長で有名ですが、お茶や多くの産品の輸出入港として日本有数の規模になりました。
清水港は駿河湾に面してはいるものの有名な三保の松原を含む小さな半島のおかげで波静かな良港として発展していきます。
位置的にも東京と名古屋、大阪の間にあって有利だったようです。
江戸時代の船の大型模型が陳列されています。
戦国時代のものもありそうです。
この博物館、二階には多くの海景画、そして船舶画が多数展示されています。
どの画家も素晴らしく精緻な筆致で美しいのですがーーー、残念ながら撮影禁止です。
アクセスは車が一番ですが駐車場も数十台分あって広々しています。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/01/19
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