難破ドイツ商船乗組員の救助に感謝してドイツ皇帝が建立した記念碑
- 3.5
- 旅行時期:2019/10(約6年前)
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by AandMさん(男性)
宮古島 クチコミ:50件
ドイツ皇帝博愛記念碑は宮古島市の町中にありました。レンタカーでの訪問でしたが、駐車場が無かったので少し離れた道路脇に車を停めて見学しました。住宅街の狭い道路脇に記念碑がありました。
記念碑の碑文に経緯が簡単に説明してありました。1873年(明治6年)に中国からオーストリアに向かっていたドイツ商船ロベルトソン号が宮古沖合で座礁難破した際に、宮古の人々が荒天をついて商船乗組員8人を救助し、その後、島役人たちは官船を与えて帰国させています。この話を聞いたドイツ皇帝ウイルヘルムI世が宮古島の人々の勇気と博愛の精神を讃え、1876年(明治9年)に軍艦チクローブ号を派遣してここに記念碑を建立したそうです。その際に建てられた碑にドイツ語が書かれていました。ただ長い年月で摩耗が進み幾つかの単語が何とか読み取れる状態でした。過去の記録がこのような記念碑として残されているのは貴重だと思います。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- 宮古の町中にあるので、アクセスは容易ですが、駐車場はありません
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 全く混んでいません
- バリアフリー:
- 2.0
- 石碑前にステップがあります
- 見ごたえ:
- 3.0
- 記念碑だけです
クチコミ投稿日:2019/12/11
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