西国三十三第20番札所・大変清々しい参拝と山内の回遊
- 4.5
- 旅行時期:2019/10(約5年前)
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by DoubleO7さん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:38件
3泊4日の寺社巡り一人旅の初日に西国三十三所第20番札所の善峯寺を参拝しました。2015年4月の桜の時期にツアーで家内と一緒に訪れており2度目の参拝です。当時は西国三十三所を意識していませんでした。京都線で京都から3つ目のJR向日町で阪急バスに乗り35分程、終点の善峯寺で下車します。お寺へはここから深い木立の参道を10分弱上ります。東門を入り更に上っていくと山門が現れます。豪壮な構えです。二層の楼門で楼上の回廊を支える組み物は実に見事で存在感があります。正徳6年(1716年)の建立で二体の金剛力士像は運慶作で源頼朝寄進と伝えられています。見惚れる程の豪華な造りの山門を入り正面の観音堂(本堂)で家内安全と健康長寿を祈願しました。お寺は京都西山の中腹にあり観音堂から順路に従いつりがね堂、護摩堂、遊龍の松、経堂、桂昌院しだれ桜、多宝塔、鎮守社、桂昌院廟などを見ながら参道を上っていくと釈迦堂があります。前回は雨天で眺望もなかった為、ここで引き返しましたが今回は晴天ですので更に参道を上ります。坂は意外と長く息がきれます。ようやく境内の最高所に建つ薬師堂に出ました。薬師堂は元禄14年(1701年)の建立で風格を感じます。釈迦堂前、薬師堂前から京都市街と彼方の山並みが見渡せ見事な眺眺めでした。薬師堂の手前に池を中心とした庭があり風情を感じます。季節の花が彩を添えています。帰りは途中から別の道を下り観音堂に戻ります。各所に標がありますので迷うことはありません。晴天の下、所々色づき始めた木々もあり大変清々しい参拝と山内の回遊ができました。観音堂からの回遊は参拝時間も含めて40分程でした。バスは善峯寺着11:09、善峯寺発12:24でしたので余裕がありました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2019/11/17
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