旧 帝国陸軍第24師団第二野戦病院の移転先
- 4.0
- 旅行時期:2019/11(約5年前)
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by mikuwankoさん(男性)
糸満・ひめゆり クチコミ:14件
国道331号の案内看板を手掛かりに訪れました。積徳高等女学校の女学生25名で構成されていたふじ学徒隊も動員されていた旧 帝国陸軍第24師団第二野戦病院が沖縄戦の激化に伴い、豊見城跡にから当地へ移転しました。このガマ跡には、院長で山3487部隊の部隊長でもあった軍医の小池勇助少佐にまつわるエピソードがいくつか残っています。傷病兵一人ひとりに声をかけて励ましたり、学徒隊の女学生には戦闘に巻き込んだことの謝罪や自決することなく自分の命を大切にしてほしいと訓示をしたりと、人となりが伝わっています。そのため、学徒隊25名中22名が生き残ることができました。このような軍属が多ければ、沖縄戦での戦没者はもっと少なくて済んだのにと思いました。数年前から立入禁止となり、外観の見学とガマ前にある慰霊碑のお参りのみできます。周囲はひっそりとしており、静かに歴史を語っているようでした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/11/09
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