国道237号線沿い、各橋上からは何れ劣らぬ紅葉の景観

4.0
旅行時期：2019/10（約6年前）

門別・日高クチコミ：27件

10月20日頃、平取から日高町近辺の沙流川渓谷は紅葉のピークを迎えます。

国道沿いということで、車でのアクセスは容易ですが、同道は日高と十勝を結ぶ幹線道路で、道東道を使わず、高速料金を浮かせて安く運送費を済ませようとする下請け物流会社の車列がひっきりなしに往来する交通の大動脈となっており、おちおち車道脇で景色の鑑賞としゃれこむ暇などありません。路駐など、付け入る隙は一切無く、歩道の無い国道のため、歩きや自転車でも必死で端に寄って車列をやり越すのが精一杯です。

しかし、国道の橋上からの景観は素晴らしく、思わず足を止めたくなる場面ばかりです。下流の平取側から行くと、竜門橋の辺りから本格的に始まり、景勝橋、三岩橋、紅葉橋など、日高町に到着するまでの橋上からの景観は、何れ劣らぬ渓谷と紅葉の名所ばかりです。竜門橋では付近の車両旋回場、景勝橋やその先の岩知志ダム・黄金橋を鑑賞するには、ダム方面に向かう町道日農線に折れるとよいでしょう。

車以外では、日高町のひだか高原荘などで自転車を借りて各所を巡るとよいです。長く続く微妙な坂はあっても、急坂は無く、路面も端までそれほど荒れていないので、思ったよりも自転車で走りやすい道ですが、歩道スペースが無いので、運転には慎重を期さなければなりません。