伝統料理３種　味はもちろんだがスタッフが心地よい

4.0
旅行時期：2019/09（約6年前）

横浜クチコミ：49件

港町YOKOHAMAのホテルニューグランドで誕生し日本全国へ広がったといわれる料理はいくつもありますが、「シーフードドリア」「スパゲッティナポリタン」「プリンアラモード」の伝統料理３種を味わうため、休日に訪れました。１１時前に到着し、少しランチには早いかとショップを見たりお土産を買ったりしたのが失敗でした。１１時半少し前に店へ行くと、もう外の待ち椅子が全て埋まっている状態で、既に１１組待ちでした。庭園などを巡りながら待ち、１２時には入れず少し回ったところで案内されました。正面に氷川丸が見える素敵な席でした。
シーフードドリアは、ホテルの初代料理長であるサリー・ワイル氏が、体調を崩した外国人客のために「何か喉の通りの良いものを」と即興で生み出した一品とのことです。ベシャメルソース（ホワイトソース）が素晴らしいのできっとグラタンも美味しいと思いますが、ごろごろと入っているシーフードの旨味が豊かにマッチして、大満足の味わいでした。
ナポリタンも家内から少しもらいましたが、もちろんただのケチャップではなく、複雑な味わいのトマトソースが一味違う、しかし懐かしい印象をもたらしていました。
デザートのプリンアラモードは、９０周年記念プレートということでいつもよりさらにお高いようで、母と３人でシェアしました。たっぷりのフルーツとパンケーキやアイスクリームも添えられていて、にぎやかなプレートでした。プリンは昔懐かしいややかためのもので、大変美味しうございました。
女性を中心としたスタッフは皆若いのですが、言葉遣いはもちろんやり取りのアドリブに到るまで、賢さを感じる方々ばかりでした。これがクラシックホテルの実力なのだろうと感心しました。
敬老の日も近いので母に奢ろうと連れて行ったつもりでしたが、逆に母にご馳走になってしまいました・・・。テーブル会計を選択したので、ＪＲホテルメンバーズのポイントを貯め損ねました。その場合は出口のレジでの会計をおすすめします。