佐原独特の建築様式があちこちに
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- 旅行時期:2019/06(約7年前)
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by ウェンディさん(女性)
香取・佐原 クチコミ:13件
佐原の福新呉服店は、その建屋の建築は明治の大火以降ですが、その建築には佐原独特の意匠を多く見ることができます。
その一つが、屋根瓦。
佐原人のこだわりは、屋根瓦にあり、建物の正面に見える軒先巴(一番下の瓦の先端が丸く加工されている部分)が屋根の両端だけ大きな飾りになっています。
また、屋根の最上部の主棟の形もかなり特徴的です。
更に呉服店の店舗と土蔵をぐるりと覆う防火塀には鈎型(L字型)金属製のモノが取り付けられていて、そこには木の棒が渡されている。
この防火塀は、近隣の火事の時に母屋への火の侵入を防ぐのが第一目的ですが、火が本当に近づいてきた時にその本領を発揮すします。
火がお店に近づいてくることが予測されるとき、この鈎型の木の棒を人力で引っ張るそうです。
そうすると防火壁が一気外側へと倒れ、火が到達する前にお店の商品を運び出すことが出き、貴重な商品を護れるとのことでした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
クチコミ投稿日:2019/06/19
いいね!:2票
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