ガイドブックにない佐原;歴史ある古い旅館「木の下旅館」&佐原で一番古い江戸建築「正上醤油店」
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- 旅行時期:2019/06(約7年前)
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by ウェンディさん(女性)
香取・佐原 クチコミ:13件
佐原の観光名所ですが、一般的な観光ガイドブックではその内容は薄く、掲載内容は見所の1//3程度です。
だから、小野川沿いの見所として、ガイドブックには記載のない二つの見所を紹介します。
【木の下旅館】
木ノ下旅館は千葉県旅館ホテル組合のホームページでも小江戸情緒あふれる小野川沿いの宿泊先として案内が掲載されていますが、2019年6月時点では旅館としての営業はしておらず、食堂に営業形態を変えていました。
木の下旅館自体は、江戸時代から続く老舗で舟運業に携わる水主の舟宿でしたが、水運業が下火になるとその利用者も少なくなってしまったようです。
しかし、旅館としての建物は今でも健在で、食堂を利用する旅人は昔ながらの家屋内部を見ることができます。
【正上醤油店】
正上醤油店があるのもまた、小野川に沿った場所で、こちらは現在もバリバリのお醤油屋さんです。
正上醤油店の店舗が建てられたのは天保3年(1832)で、現存する佐原の建物の中では最古でその格式のある建築様式は佐原でも群を抜いています。
1階の外側を格子戸で覆い、建物正面の2階正面に繊細な格子窓を組みこみ、さらに屋根がせり出した構造です。
醤油蔵である土蔵も見応えがあり、土蔵の窓扉は珍しい木製でした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
クチコミ投稿日:2019/06/19
いいね!:4票
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