薩摩藩から降伏条件の言い渡しが行われた建物が現存。鹿児島と深い交友関係を築き上げるきっかけの場
- 5.0
- 旅行時期:2019/06(約5年前)
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by ハンモックさん(非公開)
鶴岡 クチコミ:136件
藩校の致道館は、まさに庄内藩の教育の中心でした。
1805年に酒井家九代目の酒井忠徳が、創設しました。
現在は、表御門、聖廟、講堂、御入間が主な建物ですが、当時は馬術を習うための馬場などもあり、今の倍くらいは広かったとのこと。
現存する藩校としては東北地方唯一のものです。
その教育方針は、「一人一人の個性に応じて才能を伸ばす、徂徠学」が基となっています。
幕末の戊辰戦争の後、薩摩藩から降伏条件の言い渡しが行われた建物が、現存しています。
皆、切腹を覚悟していた庄内藩に対して、寛大な処置で済ましてくれた薩摩の西郷さんにいたく感動した庄内藩士たち。
この言い渡し以降、薩摩藩に学びに行ったり、深い交友関係を築き上げました。
その縁で鶴岡市と鹿児島市は「兄弟都市」です。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2019/06/16
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