四国20番札所・「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」の難所の一つ・一対の鶴像が守る本堂
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- 旅行時期:2019/05(約7年前)
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by DoubleO7さん(男性)
阿南・日和佐・海陽・那賀 クチコミ:13件
四国遍路3泊4日旅の二日目に20番札所の鶴林寺を参拝しました。地元では「お鶴さん」と呼ばれ親しまれています。「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と並び称される阿波の難所の一つで、鶴林寺山(標高516.1m)の山頂近く(標高495m)に本堂があります。当日は徳島駅前からバスで生名まで行き、そこから「へんろころがし」といわれる急勾配な遍路道を一時間程登り鶴林寺に到着しました。風格ある仁王門を入り右に六角堂や水子地蔵を見ながら参道を進むと右手に長い石段が現れます。石段を上ると本堂です。本堂前にはお寺ゆかりの一対の鶴の像が立っています。写実的で美しい鶴です。本堂右手の高みに美しい三重塔が建っています。本堂左手奥に御本尊降臨杉がそびえています。弘法大師がこの山で修行していた時、雌雄2羽の白鶴がかわるがわる翼をひろげて老杉のこずえに舞い降り、小さな黄金のお地蔵さんを守護していたと伝わる杉です。本堂のある境内は静謐な空気に満ちていました。石段下の右手に忠霊殿、左手に護摩堂と大師堂がありさらに先に納経所があります。御朱印を頂く時にお遍路姿のツアー団体客と重なり時間待ちを覚悟しましたが納経所の方が「一名個人さんを入れます」と言ってご配慮下さり助かりました。雨の予報が外れ薄曇りの空の下、境内のそこかしこにあるシャクナゲが満開で見事でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2019/05/29
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