侘び寂びの世界が実感できます
- 4.5
- 旅行時期:2019/05(約5年前)
-
by kazさん(男性)
今出川・北大路・北野 クチコミ:1件
京都市北区鷹峯にある曹洞宗のお寺「源光庵」。
1346年に臨済宗大徳寺の隠居所として開基されたものであるが、その後1694年に曹洞宗に改宗された古刹である。
源光庵は紅葉の名所で紅葉の時期は大混雑するらしいですが、新緑の時期は訪れる人も少なく、ゆっくりと新緑や青もみじを鑑賞することができ、この日もほぼ独り占め状態でした。
何と言っても源光庵の魅力は、悟りの窓と名付けられた円い窓と、迷いの窓という角窓から見る窓越しの新緑で、この窓を無心に眺めていると心が洗われた気分になり、侘びさびの世界を感ずることができます。
もう一つは本堂の天井をよく見ると、血痕らしきものが付いているがわかります。
この天井は「血天井」と呼ばれていて、伏見桃山城の遺構らしいです。
1600年,徳川家康の忠臣鳥居彦左衛門元忠の一党と石田三成の軍勢が交戦したおり、生き残った380人余りが自刀し相果てた時に流した血痕の痕跡らしいです。
ただ、残念なことに2019年6月1日から約2年間工事のために拝観が休止になるとのことです。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 市バス源光庵前からすぐ
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 新緑の時期は空いてます
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2019/05/28
いいね!:0票