部分ごとに「白龍峡」、「青龍峡」、「紫龍峡」と名が付いている大渓谷。
- 4.0
- 旅行時期:2019/05(約7年前)
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by ワンダラーさん(男性)
川治温泉 クチコミ:3件
鬼怒川の中流にある鬼怒川温泉から少し上流の龍王峡駅付近から上流に3キロほど川治温泉方向に深い渓谷が伸びている。この大渓谷は、下流から部分ごとに「白龍峡」、「青龍峡」、「紫龍峡」と名が付いている。
この名前の由来は、構成している岩の色の違いだという。そもそも約2,200万年前の海底火山の噴出で流れ出した溶岩やマグマがその後の隆起運動で鬼怒川の浸食を受けて大渓谷が出来たとされる。「龍王峡」の下流部分は流紋岩主体で白っぽいので「白龍峡」、その上流が凝灰岩主体で青っぽくて「青龍峡」、そのさらにその上流が安山岩主体で(黒っぽいのであろうが)「紫龍峡」と名が付いたといわれる。
河原の石はさらに上流から流れたものであろうし、草木が茂り、露出した岩部分も変色もしているので、そういわれても明確に分かるものではないように思う。
ダムがなかった時代は、大雨の後は、きっと龍の叫びのように激流が流れ下っていたのではなかろうか。そう考えると、草木も流され、岩も割れて色がはっきりしていたのではないかと想像した。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 1.5
クチコミ投稿日:2019/05/14
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