最初からシメまで味が変化しながら楽しめる

3.5
旅行時期：2019/04（約7年前）

横浜クチコミ：49件

業務の後、職場の同僚たちと野毛の街へ。連休中で皆さん旅行にでも行っているのかと思いきや、いつものもつ煮の店は大行列。そんな時、先日韓国に行って来たばかりという女性が「タッカンマリ専門店あるんですね」とひと言。皆、タッカンマリ？？となったわけですが、俄然興味が湧いて来て入店しました。
初体験の我々には、店のスタッフが丁寧に説明してくれる通り進めるしかないのですが、明快な説明と鍋の中で丸鶏１羽を捌いて行く鮮やかな手つきも見事でした。
平たい小皿にタテギという辛味調味料を適量、醤油は皿に広がる程度に、刻みにんにくやニラとお酢を少々加えて、マスタードは５００円玉くらいになる量を投入・・・。このマスタードと唐辛子系のコンビネーションが、未体験の味わいでやみつきになりそうでした。家でもやってみたいと思わせる奇跡の組み合わせです。飲み放題だと生ビールが選べないと言うのでそれぞれが飲みたいものを注文しましたが、これも正解でした。
鍋のセット内容は、丸鶏のぶつ切りの他につくねも旨く、トッピングとして投入されたネギやえのき茸も相性抜群でした。トッポギの他に味がどんどん滲みて行くじゃがいもも、満腹感を演出してくれました。酸っぱめのキムチを途中で投入すると、酸味はさほど感じないこれまた未経験の味わいに変化し、驚かされました。シメの前半はカルクッスというもっちりしたうどん、オーラスはやはり雑炊でしたが、最後までさまざまな味が楽しめて、予想以上の高評価となりました。
少し肌寒い４月でしたが、身体の芯から温まりました。