西国15番札所・子護大師とぼけ封じ観音
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- 旅行時期:2019/03(約7年前)
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by DoubleO7さん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:28件
西国15番札所今熊野観音寺は皇室ゆかりの泉涌寺と同じ山内にあります。泉涌寺の総門から入り参道を進み中ほどで左に折れ鳥居橋を渡り境内に入ると最初に目に飛び込んでくるのが空海の石像です。足元で子供達が戯れる大きな像で子護大師と呼ばれます。空海の逞しい体つきが印象的です。子供達や孫達の心身健康を祈願しました。本堂は瓦葺き二層のお堂で重厚な印象を受けます。御本尊はお寺を開創した空海が自ら彫った十一面観世音菩薩で体内仏として空海が熊野権現より授かった十一面観世音菩薩(身丈・一寸八分)が納められています。御本尊は秘仏ですがお前立ちを拝むことができます。本堂東側の山上に朱鮮やかな多宝塔がそびえており印象的です。医と宗教がともに手をたずさえて、人類がともに明るく健康に暮らせるような社会が築かれますようにとの住職の願いを込めて建立され「医聖堂」と呼ばれ医界に貢献された多くの方々が祭祀されているそうです。本堂右手に大師堂があります。今熊野観音寺開創の空海が祀られています。不動明王と愛染明王も祀られています。大師堂の前に足元に幼子二人がすがる観音像が立っています。慈悲深いお姿です。「ぼけ封じ観音」と呼ばれます。心や身体のぼけを取り除いて下さる観音様です。真摯に祈願しました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2019/04/01
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