標津線の分岐駅は今は昔

2.5
旅行時期：2019/02（約7年前）

根室クチコミ：67件

1989年まで中標津方面まで伸びていた標津線の分岐駅です。乗換駅だったことから、根室本線の主要駅の一つかと思いきや、現在では、ただの一途上駅と化し、駅も線路が取り払われ、単線化しています。

ただ、往時の名残で、ホームは昔のまま残され、駅名板やベンチなどが立ったままになっていました。更に、駅の先の標津線の跡地も、現在ではフットパスとして活用されているようです。もっとも、冬期は、雪が積り、訪れる人もほとんどいません。

駅前は寂れ、駅前の街並み自体もあまり大きくはありません。しかし、道路については、駅前で釧路―根室を結ぶ国道44号線と、標津・中標津方面へ向かう国道243号線が交わっていて、意外に交通量がありました。また、バスも根室方面、中標津（空港）方面が出ているほか、駅を出て少しのところには、札幌行の夜行高速バスと釧路行バスの停留所もあり、アクセスの利便性は多少あります。ただし、それでも本数が必ずしも多い訳ではないので、鉄道のみならず、バスについても、利用には必ず時刻表を確認しておいてからの方がよいです。

駅周辺のお店は、国道に出て、右手すぐに郵便局とセブンイレブンがあり、更に4、500メートルほど進んだ、初田牛駅方面へ向かう道路との交差点にセイコーマートがありました。また、カフェが付近にあるようで、駅舎内に広告が貼られていました。
なお、駅前の交差点のところにある米やお酒を売る商店（ぷちショップやまざき）は土日に訪れた際は閉まっていました。ほか、駅周辺に宿泊施設は無さそうなので注意が必要です。