「京の冬の旅」の特別公開企画で,「虎図」を拝見
- 4.0
- 旅行時期:2018/03(約8年前)
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by T.バイソンさん(男性)
今出川・北大路・北野 クチコミ:1件
第52回の「京の冬の旅」のパンフレット表紙に使われた「虎図」が目当て。中国人画家の藤井湧泉により昨年(2017年)完成したばかりの襖絵。本尊が安置された部屋に「龍図」と向き合って描かれています。見た目は体を丸めた猫のようですが,向かい合う龍の姿をうっすら片目を開けて覗く姿が印象的です。
この塔頭寺院には,花弁の色が紅から白への変わるという「鶯宿梅」があります。この梅の木,元々紀貫之の娘の屋敷にありましたが,村上天皇の頃,勅命により御所に移植されることになったところ,毎年その梅の木に鶯がやってくるのを楽しみにしていた娘が梅の木との別れを惜しんで詠んだ「勅なればいともかしこし鶯の 宿はととわばいかがこたえん」という歌に,天皇が感じ入って,梅の木を返されたという逸話が名前の由来。この日は,白が10輪ほどと,ピンクが1輪咲いていました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/02/19
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