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太平洋フェリー

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さようなら、そしてありがとう、平成を駆け抜けた名船「きたかみ」

  • 5.0
  • 旅行時期:2019/01(約7年前)
ケロケロマニアさん

by ケロケロマニアさん(男性)

宮城野・若林・名取 クチコミ:39件

2019年1月19日、いよいよ平成元年10月に就航し、まさに平成の最終年となる平成31年に引退を迎える太平洋フェリー「きたかみ」のラストラン(但し、本当のラストはこれを書いている最中、まだ仙台~名古屋間を航行中ですが…)の、苫小牧~仙台間に乗船してきました。

今、下船後に仙台にてこれを記しているのですが、本当はもっと落ち着いてから書こうと思っていた中、やはり最後の「きたかみ」航行中に記しておきたいと思い…。

17日の夜19時、ほぼ定刻に苫小牧を出港しましたが、その際も、惜別の汽笛が長々と鳴らされて、それに呼応するかのように陸路ではトラックの行列が一斉にクラクションを鳴らして送り出してくれました。この時、横にいたシルバーフェリーまでも、汽笛で応答、という粋な演出で、もう旅の最初から、年甲斐もなく涙をポロポロと流してしまいました。

そして、最後の一夜、夜は勿論、「スターダストラウンジ」にて最後のショーを楽しみます。この日は最後ということで、フリードリンクのサービスもありましたし、きたかみグッズの福袋まで配布されました。

翌朝、あっという間に仙台に到着。私はここで下船でしたが、やはりどうしても「きたかみ」の最後の出航を見送りたく、出航時刻の12時50分まで港で待機しました。

ここでは車両積み込みの問題で、少々出航が遅れましたが、船上からは別れの紙テープが沢山投げられて、この光景ももう涙・涙・涙でした。

私にとって、鉄路の青春が2016年に引退した急行「はまなす」だったとすれば、海路の青春はまさしくこの「きたかみ」だった訳で、平成と共に去っていったこの名船のことを、少しでも多くの方に記憶しておいて欲しくて、このクチコミを記させて頂きました。

そして、明朝、名古屋では感動のフィナーレを迎えます。是非、この場に立ち会った方がいらっしゃいましたら、その時の様子もクチコミ等を通じて教えて頂けましたら嬉しく思います。

因みに、「きたかみ」としては、新造船が同年1月25日から就航します(しました)ので、これからも引き続き「きたかみ」を応援していきたいとは思っていますが、この船では、太平洋フェリー名物のショーも楽しめなくなってしまうそうですし、二等の雑魚寝部屋もなくなってしまうとあっては、これからは逆に「きそ」を応援していかないといけないのかな、と、ちょっと卑屈に考えたりしてしまっている自分がいます…。

施設の満足度

5.0

コストパフォーマンス:
5.0
人混みの少なさ:
5.0
乗り場へのアクセス:
5.0
車窓:
5.0

クチコミ投稿日:2019/01/18

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