パワースポット醒井地蔵尊を訪ねてみよう

3.0
旅行時期：2018/10（約7年前）

by ガッサンさん（非公開）

米原クチコミ：8件

　「パワースポット醒井地蔵尊」という道標があり、醒井地蔵尊地蔵堂の方向に歩きました。パワースポットと初めて知り、その謂れは何だろう、と思いました。その思いも地蔵堂近くに立つ「醒井延命地蔵尊縁起」を読み、「なるほど」と思いました。下記に「醒井延命地蔵尊縁起」の半分程度を記しました。全てを読むとパワースポットと納得することでしょう。
　地蔵堂の背後に名神高速道路が走っています。名神を何回か通りましたが、ここへ地蔵堂があったとは知る由もなかった。

　「弘仁八年（817年）百日を越える旱魃が続き、野も山も草木は枯れ、川や湖は干上がりました。御心配になった嵯峨天皇の命により、伝教大師（最澄）は比叡山の根本中堂に祭壇を設け、降雨をお祈りになりますと、薬師如来が夢の中に現れ、「ここより東へ数十里行ったところに清浄な泉がある。そこへ行って雨を求めよ。」とお告げになりました。
　伝教大師が泉を尋ねてこの醒井の里へ来られますと、白髪の老翁が忽然と現れ「わたしはこの水の守護神である。ここに衆生済度・寿福円満の地蔵尊の像を刻み安置せよ、そうすれば雨が降り草木も生き返るであろう。」と言い終わると水の中へ消えてゆきました。」