総檜造り歩行者専用の木造太鼓橋で撮影スポットとしてお勧めです!
- 4.5
- 旅行時期:2018/09(約7年前)
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by hiroさん(男性)
木曽・塩尻 クチコミ:5件
『木曽の大橋』は、中央アルプスの木曽駒ヶ岳の北側にある標高2652メートルの「茶臼山」北壁を水源とする長野県中信地方を流れる信濃川水系の延長51.1キロメートルの1級河川「奈良井川」に架かる歩行者専用の木造橋です。
全長33メートル、幅6.5メートルの『木曽の大橋』は、樹齢300年以上の木曽檜を使用した総檜造りの橋脚を持たない木造太鼓橋として、1988年(昭和63年)から1989年(平成元年)度に政府(竹下登内閣)が実施した「自ら考え自ら行う地域づくり事業」(通称:ふるさと創生事業)により交付された1億円をもとに1991年(平成3年)に完成しています。
『木曽の大橋』の周辺は、江戸時代に江戸「日本橋」から京の都「三条大橋」までを結ぶ「中山道」(六十九次)のほぼ中間地点となる「木曽路」11宿の中で一番栄えた宿場町「奈良井宿」があった場所で、現在も江戸時代や明治時代の建築物による町並みが残されており、1978年(昭和53年)に国(文部省)の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された以降、1989年(平成元年)に歴史をいかした街並みとして「奈良井宿」の家並みが「手づくり郷土賞」(建設大臣表彰)を受賞、受賞後も充実した活動が行われ継続的に魅力ある地域の実現に寄与しているとして、2005年(平成17年)に「手づくり郷土賞・大賞部門」(国土交通大臣表彰)を受賞、2007年(平成19年)に「古都保存法」施行40周年を記念して「古都保存財団」などからなる選考委員会によって「奈良井宿」が「美しい日本の風土百選」に選定されるほか、2016年(平成28年)に「奈良井宿」を含む「木曽路」が地域の歴史的魅力や特色を通じて国の文化・伝統を「日本遺産」(文化庁)として認定されるなど江戸時代に栄えた宿場町である町並みを活かした観光スポットとして充実した地域となっています。
今回は、自動車で道の駅「奈良井木曽の大橋」の無料駐車場を利用して、『木曽の大橋』とともに情緒ある江戸時代から続く約1キロメートルの街道の街並みを見て廻りましたが、休日の昼時であったため大勢の観光客でとても賑わっていました。
『木曽の大橋』は、江戸時代や明治時代の建築物が並ぶ宿場町の雰囲気に溶け込んでおり、江戸時代にタイムスリップしたような気分になりました。
また、撮影スポットとしてもお勧めできます!
『木曽の大橋』へのアクセスは、電車の場合「名古屋駅」から「奈良井駅」までJR中央本線・特急および快速を利用して約1時間50分、「新宿駅」から「奈良井駅」までJR中央線・特急で「塩尻駅」経由・JR中央本線を利用して約3時間15分、高速バスの場合「バスタ新宿」から「奈良井駅前」まで約4時間です。
自動車を利用した場合は、長野自動車道「塩尻インターチェンジ」から道の駅「奈良井木曽の大橋」まで国道19号線を利用して約35分、中央自動車道「伊那インターチェンジ」から道の駅「奈良井木曽の大橋」まで国道361号線を利用して約40分です。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.5
- 撮影スポットとしてお勧めです!
クチコミ投稿日:2018/12/08
いいね!:9票
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