立木は海進で本数が減り、立入りも規制され、昔ほど抒情的ではなくなってきた
- 4.0
- 旅行時期:2018/11(約7年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
別海・野付 クチコミ:24件
ネイチャーセンター裏手から1.6kmほどと、ちょっと距離がありますが、歩いていくことしかできず、車は勿論、バイクや自転車の乗り入れは禁じられています。
日中の明るい時間帯なら、トドワラの看板があるところまで、トラクターバスという、トラクターに牽引された乗り物で行くことができますが、有料で片道大人¥500円かかります。
その上、時期にもよりますが、一番抒情的な景色が眺められる夕日の時間帯にはトラクターバスの運行が終了しているので、お好みの時間帯に行きたい場合は自分の足で歩かねばなりません。
訪れてみると、トドワラの付近には、昔と違っていつの間にか木道が整備され、そこから外れることが禁止され、規制が厳しくなっていました。
そのため、トドワラの立木と夕日を眺めるもっとも良いアングルの場所には、以前のように立ち入ることができなくなっていました。
もっとも、立木の数は海水の浸食により、数年前と比べても激減しており、かすかすの歯抜け状態になっていました。
ネイチャーセンター内の解説によると、野付半島はプレートの地殻変動で毎年1.5cmずつ地盤沈下しているそうで、トドワラの立枯れにとどまらず、野付半島自体が120年後には水没してしまうとの予測があるそうです。
この場所に来て、こうやって眺めていられるのも、今だけになってしまうかもしれません。
立木の減少を嘆くどころではありませんね(^^;)。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.0
クチコミ投稿日:2018/11/15
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