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白水阿弥陀堂

名所・史跡

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いわき:国宝白水阿弥陀堂の紅葉には1週間早かった。

  • 3.5
  • 旅行時期:2018/10(約7年前)
jijidarumaさん

by jijidarumaさん(男性)

いわき市 クチコミ:2件

若い頃にお世話になった山形の友人に会うために出かけた。
2018年10月15日(月)~19日(金)の四泊五日の旅、久しぶりに国内の高速を走る大旅行(往復987km)になった。往復の途中、いわきと塩原に一泊し観光もしながら、山形の旅をしたわけだ。

≪いわき:国宝願成寺白水阿弥陀堂(がんじょうじしらみずあみだどう)≫
〒973-8405 福島県いわき市内郷白水町広畑221
Tel:0246-26-7008
開館時間:4月~10月 8:30~15:45 / 11月~3月 8:30~15:15
尚、第4水曜休み  入場料:大人 500円x2=1,000円

常磐自動車道いわき湯本ICから車で約15分の距離だが、天心記念五浦美術館が月曜日休館だった事が分かって、13:15に勿来の関跡を発ち、国道を走って紅葉で知られた白水阿弥陀堂まで行った。案内表示も分かりやすく、朱塗りの橋を渡ると直ぐに大きな駐車場があった。14:05に到着。ナビはこの点便利だ。

大型バスも停まり、紅葉目当ての観光客もあちこちにいる。右に小御堂跡、左に中ノ坊跡があった大きな原っぱを通って阿弥陀堂に向うと、ちょうど前の組が堂内の説明中で14:25まで待つことになった。
待ち時間を利用し、鯉が泳ぎ、カモや白サギもいた大きな池を眺め、境内の大銀杏などを見て回った。今年の紅葉はまだ1週間ほど早かったようだ。
その後、僧による説明(凡そ20分)を20人ほど集まった観光客と受けた。

杮葺(こけらぶき)の阿弥陀堂が建造物として国宝に指定され、堂内には阿弥陀三尊(国重文)、持国・多聞天王(国重文)が安置されている。
現存する平安時代後期の阿弥陀堂建築の特徴が随所に見られる阿弥陀堂が国内にも少ないうえに、浄土庭園も備えた御堂は他に類を見ないと云われている。
残念ながら堂内に当時表現された極楽浄土を描いた壁画などはほぼ失われているが、この色彩を復元した極彩色の文様が御堂右手に飾られていた。大変美しい色合いであった。

かつての願成寺は本坊のほか、中心の白水阿弥陀堂前には広大な浄土庭園が広がり、山の坊(不動堂、地蔵堂、鐘楼堂、光明殿、客殿、西院の河原庭園などが再建されている)地域をもった大寺院あったと云う。

白水阿弥陀堂は平泉の金色堂(1124年)にならって、永暦元年(西暦1160年)に鎮守府将軍藤原清衡(ふじわらのきよひら:奥州藤原氏の初代清衡)の娘であった徳姫(岩城の国守岩城大夫則道公の夫人)が亡夫の冥福を祈るために発願、建立されたと伝わる御堂である。白水の地名は奥州藤原三代が栄華を極めた平泉の泉を上下に分字して白水と名付けたと伝えられている。

ここで藤原三代の事が出て来るとは思わなかったが、いわきは既に奥州なのだ。

・・・・・



施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
アクセス:
3.5
人混みの少なさ:
3.5
見ごたえ:
4.0

クチコミ投稿日:2018/11/05

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