山形市:国の重要文化財である文翔館(ぶんしょうかん)を旧友の懇切丁寧なガイドで巡った。
- 4.5
- 旅行時期:2018/10(約7年前)
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by jijidarumaさん(男性)
山形市 クチコミ:1件
若い頃にお世話になった山形の友人に会うために出かけた。
2018年10月15日(月)~19日(金)の四泊五日の旅、久しぶりに国内の高速を走る大旅行(往復987km)になった。往復の途中、いわきと塩原に一泊し観光もしながら、山形の旅をしたわけだ。
10月16日(火)にいわきを朝早く発った。磐越道、東北道、山形道と順に走り、山形と言うだけに4~7%の長い坂の上下に驚きながら、山形市の中心にある「山形県郷土館」(愛称:文翔館)の駐車場に、待ち合わせ時間の12時に少し遅れて到着した。
友人は既に待っていて、初めて会う家内をまず紹介しながら、何十年ぶりにあった友人とお互いがまだまだ壮健であることを祝した。
文翔館の喫茶室でとりあえず昼食を御馳走になり、13時から15時過ぎまで、国の重要文化財である「山形県旧県庁舎及び県会議事堂」、つまり文翔館を旧友から懇切丁寧なガイドをして頂いた。
開館時間は9時00分~16時30分、日没から21:30までライトアップが行われている。
入場無料、撮影OK、館内見学にボランティアガイドがいて対応してくれる。
友人も数年前からその一人になったとか。
現在文翔館と呼ばれる建築物は1916年(大正5年)、第2代の山形県庁舎および山形県会議事堂がイギリス・ルネサンス様式を基調としたレンガ造りで建設されたものである。
旧県庁舎の外壁に花崗岩を用いているので、二つの建物の外観は異なって見えるが、基本的にレンガ作りである。旧県庁舎の裏手のレンガの外壁を見ると納得する。
二つの建物の屋根は黒色スレートを使用している。旧県庁舎の中央に見える創建時から稼働する時計塔の機械式大時計は札幌市時計台に次いで国内で2番目に古いそうだ。
この為に親子二代の時計技師が定期的に時計塔内に入り、7mのワイヤーを巻き上げるのだそうだ。
玄関(1階)から中央階段(2階)を登り、階段の踊り場に見られる、美しい月桂樹の葉の輪飾りがデザインされたステンドグラスを見ながら3階に。
正庁(講堂の意味)、バルコニー(ここからは中心街を一直線に伸びる広い通り、羽州街道が見える)、貴賓室、歴代の知事が紹介されている知事官房、知事室、警察部長室、内部部長室、ギャラリー、そして中庭、隣の旧県会議事堂の議場ホール(カラオケをしていた)を見て回った。
とりわけ、中心となる正庁、貴賓室などの天井が美しい漆喰飾り天井に復元されていたのは驚きであった。
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- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/11/03
いいね!:9票
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