法身寺文書などが所蔵されている歴史ある寺院です

3.0
旅行時期：2018/09（約7年前）

神楽坂・飯田橋クチコミ：150件

　地下鉄・牛込柳町駅界隈の新宿区原町には寺院が多々あるので訪ねてみることにし、その一つがここ臨済宗の法身寺で、大久保通りから北側に細い通りを少し入った静かな住宅地にあります。
　細い通りから一寸奥まったところの背の高い石柱の山門を入ると目の前に本堂があり、木造白壁の寺院らしい造りと静かな境内にホッとします。
　本堂右手前に説明板が２枚あり、ともに写真付きで、
　１枚は、「法身寺文書 (新宿区登録有形文化財 (古文書))」で、ここ法身寺に伝承する文書、幕府の住職任命状など法身寺の住職に関する文書五点。
　他は、「旧鈴法寺江戸番所資料 (新宿区指定有形文化財 (歴史資料))」で、普化宗の鈴法寺の江戸番所で使用されていた仏像・仏具・什物類、明治４年 (1871) 太政官布告による普化宗廃宗時に、法身寺一括して引き継いだもの。
　とのことです。
　これらが、一般公開されているかどうか分からないが、この説明板を見ても歴史ある寺院であることが窺えます。