お花畑が美しい羽黒山口コースと、距離の短い志津口コースが特におススメ
- 4.0
- 旅行時期:2018/07(約7年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
月山・朝日岳 クチコミ:13件
幾つか登山ルートがありますが、羽黒山口コースは、比較的なだらかな上に、途中にお花畑もあって美しいです。
また、志津口(月山スキー場リフト)コースは、羽黒側よりも急ですが、距離が短くお手軽で、どちらもおススメです。
一方、湯殿山口コースは、歴史のあるコースですが、途中で志津口コースと合流するため、志津口の急登(牛首から山頂付近まで)にプラスして、麓(本宮裏手の砂防ダムから装束場の間)では更に厳しい急登を登らねばなりません。
よく、縦走するなら羽黒山口から登り、湯殿山口は下りに使った方がよいと言われますが、その通りで、湯殿山口の装束場から砂防ダムの辺りまでは、下りでも、鎖場やはしごを交えた急傾斜と、一部、沢水が流れ込む岩場となっていて、歩くスピードが上がりません。
7月中旬辺りに訪れましたが、羽黒山口の月山8合目付近に広がる弥陀ヶ原のお花畑は、ニッコウキスゲが咲き乱れ、池塘が空の青を映してとても美しかったです。
なお、上の方に登るにつれ、シラネアオイ、ツリガネニンジンなど、更にいろいろな美しい花々を楽しむことができました。
また、この時期、山肌に少し雪渓が残っていて、一部は登山道にも張り出していますが、雪渓の上を歩くのは長くても10mほどでした。
果たして段丘のように、比較的なだらかな面が続いた後、急な坂を登るという局面を繰り返す感じで、頂上に至ります。
頂上の最高点は月山神社の本宮が鎮座していて、内部は写真撮影は禁止です。
拝観料を納め、お祓いを受けて参拝します。
授与品を販売していたり、お神酒をいただいたりして、普通の山の山頂とは異なる信仰の山らしい趣でした。
休日など、結構、朝早くから多くの人が登っていて、朝の日の出とともに出発しているのか、朝5時台にはかなり賑やかです。
修験者の白い装束を身にまとった団体などもいます。
羽黒山口では8合目の弥陀ヶ原の湿原の中に御田原参籠所(中之宮)があり、飲み物や軽食などがあって、休憩や宿泊も可能です。
宿泊は複数人の個室のほか、山小屋のような多人数用の大部屋があり、寝具などは準備されています。
ドコモの携帯が参籠所内部及び建物の間近で通じるようになっていました。
ほか、9合目の仏生池の山小屋や山頂の山小屋などがあるので、適宜利用するとよいでしょう。
トイレなどもあります。
羽黒山口では8合目に無料の広い駐車場があり、ここまで車で来られるほか、本数は限られますが、羽黒山から季節運行の路線バスもあります。
トイレやレストハウス、そして飲料の自販機がありますが、飲み物は平地の2倍以上します。
視界が良ければ、ここから日本海が見えるそうですし、8合目から山頂の辺りも眺めることができます。
果たして羽黒山口はなだらかで登りやすかったためか、通常2時間から2時間30分といわれていますが、1時間半で行くことができました。
また、湯殿山口の下りはスピードが上がらなかったものの、1時間50分ほどで降りることができました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 1.0
クチコミ投稿日:2018/07/25
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